ピカード艦長とクルーの壮大な人間ドラマの復活でトレッキー皆垂涎!

スタートレック・ネクストジェネレーション(STAR TREK THE NEXT GENERATION)。邦題の「新スタートレック」の名で呼ばれたり、スタートレックTNGと呼ばれたりします。以下TNGで統一しておきます。

TNGはスタートレック・TVシリーズの第2弾として、1987年9月28日に本国アメリカでパイロット版、「ファーポイントの遭遇(ENCOUNTER AT FARPOINT)」が放映、同年10月5日に第1シーズンがスタートし、1994年5月23日に第7シーズンを終えるまで、全176話もの壮大な宇宙抒情詩が繰り広げられました。

スタートレック第1弾は、カーク船長、ミスタースポック、ドクターマッコイでおなじみの、あのスタートレックで、1966年9月8日から1969年6月3日まで、全3シリーズ79話が放映されました。邦題は「宇宙大作戦」でした。

その後このシリーズは続きます。第3弾が「スタートレック・ディープスペースナイン(STAR TREK DEEP SPACE NINE)」の全7シーズン176話、第4弾が「スタートレック・ヴォイジャー(STAR TREK VOYAGER)」の全7シーズン172話、第5弾が「スタートレック・エンタープライズ(STAR TREK ENTERPRISE)」の全4シーズン98話、そして2017年9月14日から始まった「スタートレック・ディスカバリー(STAR TREK DISCOVERY)」が第6弾で、現在も放映中です。

この中でディープスペースナインは少し特異な存在で、放映時期も年代設定も前後の作品と重なっており、同一設定のキャストの出入りもしばしばありました。そういう意味ではとても画期的な作品でした。

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TNGは単なるSFではない

しかし何といっても一番特別なのはTNGを置いて他にはありません。一話一話の内容の濃さは、最初の放映から30余年が経過した今でさえ、決して色褪せる事はありません。

基本的には一話完結でありながら、7シーズンの最初から最後にまで亘る秘められた一大テーマ、宇宙を舞台にした素晴らしいヒューマンドラマ、その一方でSFとしての醍醐味も忘れさせない特撮の数々。

時には笑い、時には涙し、スケールの大きさに圧倒され、未知で未開の宇宙に恐怖を覚え、生命の存在を考えさせられるという点で、他のスタートレック作品に限らず、どんなドラマと比較しても、TNGに勝るものはないでしょう。

ジャン=リュック・ピカード大佐

ジャン=リュック・ピカード(Jean-Luc Picard)はTNGの主役、USSエンタープライズ号の艦長であり大佐です。ピカードの他にもレギュラーキャストは豊富で、それぞれが強烈な個性の持ち主です。準レギュラーもたくさんいます。ゲストも大勢出てきます。

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それぞれが入れ代わり立ち代わりで各回の主人公となるのですが、総合的に見れば、やはり艦長であるピカードが主役ということになるでしょう。いわば扇の要といったところです。

ピカードはスキンヘッドで、他のクルーより一回り程度歳を重ねている感がありますが、頭脳明晰、冷静沈着、精悍な顔つき、強靭な肉体の持ち主で、すべてのクルーから親しまれ、尊敬され、信頼を得ています。

ピカード艦長復活



TNGが終了して四半世紀近く経ちますが、ピカード艦長がスタートレックに帰ってくるらしいです。それもリメイクとか、単なるゲスト出演とかではなく、TNGの次章として、完全に新しいシリーズの艦長として復帰するのです。

演じるのはもちろんパトリック・スチュワート(Patrick Stewart)。それ以外のキャスティングは未決定です。ということは、まさにジャン=リュック・ピカードのために設けられた企画ではありませんか。

パトリック・スチュワート出演のスタートレック新作TVドラマシリーズ(タイトル未定)は、2019年終盤に本国アメリカにて配信予定です。撮影は2019年4月に開始される見込みとのことです。

なお、最新シリーズのディスカバリーも、第2シーズンが2019年上半期中に登場予定らしいですが、こちらとの関連性はなしで、並行して制作・放映される模様です。

キャプテンピカードは今でも深淵宇宙の探索任務を遂行している

現実的にはTNG終了から四半世紀も過ぎて、役者であるパトリック・スチュワートも今や老齢の域に達しているのは紛れもない事実です。

しかし、熱烈なるトレッキーの皆さん、どうか思い出して下さい、ドラマオープニングのピカード艦長のナレーションを。

Space, the final frontier.
宇宙、そこは最後のフロンティア。
These are the voyages of the Starship Enterprise.
これは、宇宙戦艦エンタープライズ号が、
It’s continuing mission
新世代のクルーの下に、二十四世紀において任務を続行し、
to explore strange new worlds
未知の世界を探索して、
to seek out new life and new civilizations
新しい生命と文明を求め、
to boldly go where no one has gone before.
人類未踏の宇宙に、勇敢に航海した物語である。

大事なのは”continuing mission“という箇所です。下部の邦訳は英語の尺に合わせて聞こえのいいように意訳していますので、直訳すれば、「継続的任務」ということになります。

ということで、ピカード大佐の任務は、TNGが終了した後も、絶え間なく続いているのです。だから今回ピカード艦長の新シリーズができるとしても、それは正確に言えば、ピカード艦長が帰ってくるとか復帰するとかいった話ではなく、ずっと続いている任務の別の一期間でしかないのです。

私はこれ程使命感の強い男を見たことがありません。そしてそんな男の別の冒険譚が待ち遠しくて仕方ありません。

おわりに



パトリック・スチュワートはジャン=リュック・ピカードを演じる名役者であると同時に、有能な監督でもあります。実際、TNGでは第4シーズンに、「恋のセオリー(IN THEORY)」という作品で、ピカードを演じながら自らメガホンを握っています。

新シリーズでも二足の草鞋を履くことはあるのでしょうか。そういったところも、隠れた見どころとして押さえておきたいですね。

余談ながらTNGでは他のレギュラーキャストも自分の役を演じながら監督業もこなしています。ドクタービバリー・クラッシャー(Beverly Crusher)役のゲイツ・マクファデン(Gates McFadden)、機関部長ジョーディ・ラ=フォージ(Geordi La Forge)役のレヴァー・バートン(LeVar Burton)、そして副長ウィリアム・トーマス・ライカー(William Thomas Riker)役のジョナサン・フレイクス(Jonathan Frakes)です。

その中でもジョナサン・フレイクスは突出しており、第3シーズン以降8つもの作品で監督を務めています。また、映画「スタートレック・叛乱(STAR TREK INSURRECTION)」の監督も手掛けているくらいですから、こうなるともう、監督としての仕事も本業の域でしょうね。

恐るべしTNG!恐るべしピカードとその仲間たち!

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