スタートレックTNGピカード艦長、新作で復活も、元副長談話によれば…

スタートレックTNGThe Next Generation)の主役、ジャン=リュック・ピカード(Jean=Luc Picard)艦長を演じたパトリック・スチュアート(Patrick Stewart)

かつてはピカード艦長を再演しない意志を明言していた時期もあったパトリック・ステュアートですが、新作が決定した今では、とても意気軒昂で、脚本の製作にも携わっているそうです。

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ピカードがピカードの物語に関与

パトリック・ステュアートにとっては、往年のスタートレックTNGやピカード艦長が人々に対して生み出したもの、もたらしたものが、新作でどのように整合性を保てるかがとても重要でした。

それをパトリック・ステュアートは確認する必要があり、新作の脚本作業が始まった時、脚本家チームの話し合いに加わっていたのです。つまりそれは、最初の2週間程、脚本家チームに盛んにメールを送って、自分の思いをしっかりと伝える作業でした。

そこでパトリック・ステュアートは、自分の演じるピカードについて彼自身どう考えているのかとか、TNG以来そのピカードはどうしていたと思うのかとかいったことをとても熱心に伝えて、脚本作りのアドバイスをしたのです。

それによって、前作のピカード像を正しく引き継いで、間違ったところに向かって作品を壊してしまい、別物にしてしまうことは絶対にしないという脚本の骨子がしっかりとでき上りました。

いわばピカード自身がピカードを描き、ピカードを守った訳です。

ピカードと劇場版スタートレック



スタートレックの中でも特にTNGだけのファンという人でも、映画の4作はしっかりと押さえているのではないかと思います。

スタートレークの映画は現在まで13作が世に出ていますが、そのうちの4作とは即ち、TNGのメンバーが中心となって物語が展開される次の作品です。

ジェネレーションズ(Star Trek: Generations): 1994年公開第7作目
ファーストコンタクト(Star Trek: First Contact): 1996年公開第8作目
スタートレック叛乱(Star Trek: Insurrection): 1998年公開第9作目
ネメシス/S.T.X(Star Trek: Nemesis): 2002年公開第10作目

新作の鍵を握る第11作目の映画

その前の第1作から第6作までがスタートレックTOSThe Original Series)のメンバーが中心となった作品、以降の11作目から現時点で最新作の13作目までもやはりTOSのメンバーが中心となった作品です。

ただし11作目以降のTOSは、厳密に言えばTOSではなく、TOSをリブートしたものです。つまり、登場人物は基本的にTOSのそれを踏襲していますが、それを演じる役者はもちろん、設定も全然違います。

この3作に以前の作品からの直接的な連続性はありません。それでもTOSを名乗っているのは、TOSのパラレルワールド(並行世界、並行宇宙、並行時空)を描いているからだそうです。

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そんなちょっと小難しい物語が第11作目である2009年公開のスター・トレック(Star Trek)から始まっているのですが、意外にもこの映画の内容を受けてジャン=リュック・ピカードの復活劇が始まるのだそうです。

既にでき上っているピカード像を破壊しないと言いつつも、何だかとても複雑な展開で新しい物語が始まりそうですね。

熱烈なTNGのみのトレッキーな人達も、今のうちに映画スター・トレックを繰り返し見ておいて、内容をしっかりと頭の中に叩き込んでおきましょう。

元副長の意外な証言

ピカード艦長がかつてのTNGにおいて最も信頼を寄せたのが、ナンバーワンこと、副長のウィリアム・トーマス・ライカー(William Thomas Riker)中佐です。そしてその役を演じたのがジョナサン・フレイクス(Jonathan Frakes)です。

ジョナサン・フレイクスはライカーを演じた素晴らしい役者であると同時に、TNG全7シリーズ中8話と、劇場版第8作目及び第9作目で、自らメガフォンを握った非常に優れた監督でもあります。

彼はウィリアム・T・ライカー、或いはその後分身したトーマス・ライカーとしてのライカー役として、TNGに留まらず、その後続いたスタートレック・ディープ・スペース・ナイン(DS9)スタートレック・ヴォイジャー(VOY)スタートレック・エンタープライズ(ENT)にも出演しています。

また監督としても引き続きDS9、VOY、そしてENTの次の、現在放映中のスタートレック・ディスカバリー(DSC)における幾つかの作品の指揮をしています。

このようにスタートレックに関わり続け、スタートレックの重鎮と呼ばれているジョナサン・フレイクスが、新作について談話しました。その内容が、少し衝撃的でした。

それによると、あくまで知っているのはこれだけと断りながら、ピカードはすでに宇宙艦隊での経歴を終えているのだそうです。つまり、パトリック・スチュワートが新作で演じるのは“キャプテン”ジャン=リュック・ピカードではない、つまりピカード艦長でもピカード大佐でもない訳です。

かつての作品で監督をしていた頃には、副長が艦長を指揮しているとまで言わしめたジョナサン・フレイクスの発言ですから、決していい加減な話ではないでしょう。しかしそうなると、前作のピカード像との整合性は、一体どうやって図っていくのでしょう。非常に気になるところです。

おわりに

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それでも新作が、劇場版第11作の内容を受けて始まるとはいえ、まさかパラレルワールドで展開されるはずもないでしょうし、TNGと同じ世界観ならば、他の残りのメンバーのことだって、気にならずにはおれません。そこに全く触れないのは逆に想像できないくらいです。

でもそれで、役者の実年齢だけ30余年分も増えて、そんな年老いた人達がいつまでも現役で前線で働いているのも滑稽なだけでしょうね。ピカードがピカードたらんための、どんな見事な話が繰り広げられ、私達を満足させてくれるのでしょうか。今からとても楽しみです。2019年末、本国アメリカで放映予定。

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