東京五輪こだわりの開催記念品目。年賀状、硬貨、ナンバープレート。

2020年東京オリンピック(正式名称 : 第32回オリンピック競技大会)2020年7月24日が開会式です。翌25日から8月9日までの16日間で各種競技が行われ閉会式は最後の日である8月9日が予定されています。

そのオリンピックムードを盛り上げるため、公式オリジナル商品なるものが、既に多数販売されています。それらは実店舗でも買えますし、インターネットによる通販でも購入することができます。

しかし数多ある公式オリジナル商品だけがオリンピック関連品目ではありません。かと言って大した事もない便乗商品を掴まされて、欲の深い販売業者の思惑通りにされてしまうのも面白くありません。

オリンピックの記念品は、こだわりを大切にして、いつまでも心に留めておける様なものにしたいものです。

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目次

年賀状(東京2020大会寄附金付年賀葉書)

日本郵便が、東京 2020オリンピック・パラリンピック競技大会にちなんだ東京2020大会寄附金付年賀葉書を、3種類発行しています。公式マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」をあしらったデザインです。

無地(インクジェット紙)と絵入りの2種類は東京 2020 大会にちなんで各 2,020 万枚の販売、特殊印刷(絵柄の上から、厚みのあるインクで「ミライトワ」と「ソメイティ」の顔をかたどったデザイン)は100万枚の販売です。

3種類合わせて4,140万枚の数量限定販売で、他の年賀状よりも1か月早く、2018年10月1日から先行販売されました。

ただし、寄附金付きですので普通の年賀葉書よりも1枚当たり5円高くなります。勿論この5円の寄附金は東京 2020オリンピック・パラリンピックの準備及び運営に役立てられます。

平成最後の年賀状ですから、送られる側としても、いつまでも記憶に留まる事でしょう。1枚僅か67円、されど67円の、ちょっとしたこだわりです。

硬貨(2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣)

特に趣味としていなくても、一大行事があった時に、記念のコインを目にすれば、ひとつやふたつは持っておこうかという気になる人は多いのではないでしょうか。

実は財務省では、こうした記念貨幣と称するものを結構頻繁に発行しています。古くは昭和39(1964)年、アジアで初めて開催されたオリンピックを記念して、1000円と100円の銀貨幣が発行されました。

その前回の東京オリンピック記念貨幣発行から54年の歳月を経て、今回また2回目の東京オリンピックの記念コイン、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣が発行されたのです。

額面は10000円と1000円と100円の3通りです。それがオリンピックとパラリンピックの2競技用で、開催までに4回に分けて、全部で30種類程度が発行される予定です。

額面10000円は純金製の金貨幣、額面1000円は純銀製の銀貨幣、額面100円は白銅と銅でできたクラッド貨幣です。

全部揃えるのはさすがに大変でしょうから、どれかひとつ、せっかくの世界的記念行事ですので奮発して、10000円金貨幣を手に入れてみてはいかがでしょうか。

ただし10000円はあくまでも額面である事に注意して下さい。販売価格は120000円です。製造費用が額面金額を上回る、プレミアム型の記念貨幣であるためです。同様な理由で、1000円銀貨幣は額面1000円に対し、販売価格9500円となります。

記念のために1万円を12万円で買う、究極のこだわりではないでしょうか。

ナンバープレート(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート)

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規制緩和の一貫からでしょうか、近頃ではお役所も随分と柔軟になってきて、今までの堅苦しい固定概念には必ずしもとらわれない様になってきました。

自動車のナンバープレートもそのひとつです。勿論一定の決め事はありますが、従来は無味乾燥な型枠通りのものしかなかったものが、今はなかなかバラエティー豊かになってきています。

そんな折、国土交通省は、2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念して、大会開催の機運を盛り上げる観点から、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートを期間限定(2017年10月10日から2020年9月末頃までの予定)で交付開始しました。

オリンピックとパラリンピックのエンブレムが2枚1組で交付され、前後面にどちらのエンブレムのものを取り付けるかの選択は各自自由です。

新車・中古車の購入時だけでなく、現在お車を所有している人でも、現在のものと同じ番号で特別仕様ナンバープレートに交換することができます。

交付料金は地域により異なりますが、1000円以上100円単位で寄附をすれば、図柄入りナンバープレートを選択する事もできます。この寄附金は大会開催に活用されます。

取り付けた特別仕様ナンバープレートは、大会が終わった後でも勿論、廃車するまでは使用していて構いません。使用終了後は、不正使用防止のための穴を開けた上で、取り外した特別仕様ナンバープレートを記念に保存する事もできます。

更には軽自動車の場合、通常は黄色がベースのナンバープレートで、一目で軽自動車と分かってしまいますが、この特別仕様ナンバープレートを取り付ければ、白地がベースですので、ワンランクアップの気分が味わえます。

周りのものとの差をつける、何気ないこだわりと言えましょう。

おわりに

タオルやらTシャツやらキーホルダーやらの、よくあるお土産的なものをかき集めるのも結構ですが、いくら一大行事だからと言って無造作に記念品を買い漁っても仕方ありません。

ここで紹介した年賀状も硬貨もナンバープレートも、全て数量限定、期間限定です。記念品にはこだわりを持ちましょう。それでこその記念品です。

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