メガネはファッションだ!10月1日はオシャレな「メガネの日」です。

普段から眼鏡をかけている人って結構多いですよね。一昔前、日本人は皆小柄で背が低くて、牛乳瓶の底のような分厚いレンズの眼鏡をかけていると、欧米人から揶揄されたものでした。

要するに勉強のやり過ぎで、目が悪くなってしまったわけで、そんな日本人の勤勉さに西欧諸国が畏敬の念を抱いていたのです。

今はパソコンやらスマホやらゲーム機やらが急速に発展して、必ずしも猛勉強したから目を悪くして眼鏡をかけているわけではありませんがね。

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目次

10月1日は「メガネの日」

そんなメガネをこよなく愛する日本人ですが、あなたは「メガネの日」というのが存在していることをご存知でしょうか。

そんな記念日が立派に存在しているのです。10月1日のことです。でも何で10月1日なのでしょうか。そして何をお祝いするのでしょうか。

「メガネの日」とは

眼鏡業界の団体が構成する日本眼鏡関連団体協議会(略して日眼協)という組織があります。

その日眼協が、活動の一環として平成9(1997)年にメガネご愛用者の方々に感謝の気持ちを表すのと同時に、メガネ消費者にメガネに対する正しい認識と興味を持ってもらうため、毎年10月1日を「メガネの日」に制定したのです。

「メガネの日」の由来

では何故10月1日なのかというと、10月1日を4桁でデジタル表記すれば1001です。さらにこれを漢数字で書き表してみると、

一〇〇一

となります。

もうお分かりでしょうね。つまり、このメガネに見える形から決めたのです。両端の”一”がメガネのツル、内側の”〇”がメガネのレンズというわけです。

「メガネの日」のイベント

メガネに関するイベントは、あることはあるのですが、必ずしも10月1日に焦点を合わせているわけではないようです。

東京眼鏡販売店協同組合が主催する「めがね供養会」なるものが10月1日に行われるようですが、全国的に一斉にイベントを行って記念日をお祝いしようという雰囲気はなぜか感じられません。

それでも大々的に宣伝していないだけで、個別の眼鏡店に行けばいつもとは違うサービスを提供してくれるかも知れません。日頃メガネによくお世話になっている人はちょっと記憶に留めておきましょう。

メガネの聖地福井県鯖江市

近頃では身の回りの日常品で純粋な日本製を探すのが非常に難しくなりました。メガネのフレームだって大半は外国製です。そんな中、国産メガネフレーム生産の95%のシェアを占める地域があります。福井県鯖江市です。

メガネフレーム作り鯖江市の歴史

この地方は従来雪深く産業がない農業だけの地域でしたが、明治38(1905),年、地元の英傑で国産眼鏡の祖」とも言われる増永五左衛門なる人物が、人々の暮らしを向上させるため大阪からめがね職人を招き、農家の副業として広めました。

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それはこの地域の農家ならではの知恵などが積み重なって、やがて専門の製造者が、パーツごとの製造業者が分業しながら結集することで、鯖江全体が、ひとつの大きな工場のような役割を果たしていくようになるのです。

戦後はメガネの需要がさらに高まり、素材にしても機能にしてもブランドにしても実に多種多様となっていきました。

鯖江市でのメガネのイベント

そんな鯖江市では、さすがメガネの聖地だけあって、独自のビックイベントを開催しています。メガネ好きのための、メガネ三昧のフェスティバルです。

ところがこのイベント、「メガネの日」とは全く関係のない日に催されているのです。音頭取りを率先してしなければならないはずの鯖江市でのイベントがなぜ「メガネの日」を無視して行われているのか、実に不思議です。

まとめ

或るアンケートメディアの行ったリサーチによれば、1日中裸眼で生活している人は全体の4割程度で、残り6割は目に補助具を使っているとのことです。コンタクトレンズもありますから一概には言えませんが、それでも約半分の人は毎日メガネにお世話になっているわけです。

また昔のように、単に視力が弱いからメガネをかけるというだけではなく、花粉や紫外線の防止とか、オシャレのアイテムとかいった具合に、健康やファッションのために使う人も大勢います。

ですから実際にメガネと結びつく人というのはもっともっと多いでしょう。

これを機会に、メガネにより一層の関心を持ってみてはいかがでしょうか。

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