かもめーる2019年版は令和元年唯一記載の貴重なくじ付き官製はがき!

かもめーるという、くじ付き官製はがきが毎年期間限定で販売されるのをご存知でしょうか。官製と言っても、郵便事業はとうの昔に民営化されていますから、いつまでも官製と言っているのもどうかと思います。

実際かつての郵政省が、平成15(2003)年に日本郵政公社になった時点で、定義としては官製ではなくなっています。

ですから大きな意味では日本郵便の販売するはがきも私製はがきの一種類ということなのでしょうが、今でも送料代込みの値段で買えるはがきは日本郵便のはがきだけなので、そういう意味において未だに官制という言葉を引きずっているのでしょうね。

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送料込みで、くじまで付いているはがき

しかし考えてみれば、日本郵便の送料代込みのはがきは、他の私製はがきに比べたら随分とお得に出来ています。

誰かにはがきを書いて送りたい場合、当然はがきを用意しなければなりません。普通はがきはどこかで買って用意するでしょうし、自分で作って用意するとしても、なにがしかの材料費が掛かります。

それに加えて郵送料が必要になります。自分で相手のところまで持っていけば話は別ですが、そんな人はまず誰もいないでしょう。必ず切手を買ってはがきに貼るなりして送るはずです。

それに比べれば、日本郵便の販売するはがきは、切手を買って貼る必要もないし、送る時に別途送料を払う必要もありません。裏を返せば、郵送料を前払いすれば、漏れなくはがきが付いてくるということに他なりません。

ましてやかもめーるに至っては、その上更にくじまで付いているのです。もちろん送る側には直接関係のない話ですが、受け取る側には楽しみが一つ増えて喜ばれ、結局送る側は受け取る側に、少なからず感謝されることになります。

販売期間限定商品

ただ注意しなければいけないのは、このくじのついたはがきは特別なもので、期間限定でしか販売していないということです。

2019年の場合は、販売期間が5月30日から8月23日までです。そしてくじの抽選日は9月2日です。

販売最終日の8月23日というのは、暦の上では処暑しょしょという日になります。処暑とは二十四節気にじゅうしせっきという季節を区分する手法の一つで、立春りっしゅんから始まって14番目になります。処暑を過ぎれば暑さも峠を越えて後退し始めるとされています。

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因みにその一つ前の13番目は立秋りっしゅうと言って、2019年の場合は8月8日になります。読んで字の如く、この日になれば暦の上では夏も極まり秋の気配が立ち始めるとされています。

つまりかもめーるは、夏の挨拶、即ち暑中見舞い残暑見舞いに使われることを主な目的として販売されるのです。一般に、暑中見舞いは立秋まで立秋を過ぎて処暑あたりまでは残暑見舞いとされています。

2019年版は超貴重

かもめーるという商品名が付いていて、その名で呼ばれることが殆どですが、その中身について知れば、他に特徴のよく似た、年賀はがきという商品があることを思い出します。

昨今の通信技術の目まぐるしい発展で、ふみをしたためる人は、特に若い世代において減少の一途をたどっています。それでも年賀状を書いて送るという習慣はまだまだ簡単には廃れそうもありません。

それに比べて暑中見舞いや残暑見舞いというものは、かなり必要ないものと化しているようです。年賀といえば年も改まって一区切りという気分ですが、夏の場合はいつから夏なのかという明確な区切りもない訳です。

ましてや今では真夏といえども一歩部屋に入れば必要以上に冷房が効いていてむしろ寒いくらいで、逆に外は酷暑と言うくらいの異常な暑さが続いて、夏の情緒など感じている余裕は殆どありません。

しかし2019年の夏に限っては、いつもと違って確実に改まったものがあるのです。それは元号げんごうです。元号が改まったのです。

そんなの正月が来たら一緒に挨拶しておけばいいじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、それでは絶対にダメなのです。なぜならば、正月が来たら、来年になってしまうのです。

来年は令和2年です。年賀はがきには必ず令和2年と印刷されるはずです。ところが令和元年と印刷された特殊はがきはちゃんとあります。それがかもめーるです。令和元年と印刷されて、それを祝賀できるのは、かもめーるだけです。

おわりに

なお「かもめる」は、正式な商品名は「かもめる」となります。そこには屁理屈ではなく、れっきとした違いがあります。

そもそもかもめ~るというネーミングは、夏の風物詩であるかもめと、郵送という意味のメールを組み合わせた造語です。

そして伸ばす部分に線ではなく線をあてがっているのは、それがかもめをイメージした形であることと、海の波を連想させるためなのです。

かもめ~る、地味だが意外と奥が深いぞ!

是非注目して下さい。

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