セミオトコの脚本は?主演は?主題歌は?原作はないがきっと面白い!

photo by テレビ朝日(https://www.tv-asahi.co.jp/semio/#/?category=drama)

セミオトコ。まるでホラー映画のタイトルのようです。聞こえもちょっと古臭い感じです。

でも違います。これはこの夏新たに放送されるテレビドラマのタイトルです。そしておどろおどろしいホラーとは真逆の、爽快なラブストーリーです。

しかもドラマの主人公は昆虫のセミ。この奇想天外な発想は見事なものです。インパクトが強いので、始まる前から興味が湧いてきます。

ドラマ【セミオトコ】は、令和元(2019)年7月26日より、毎週金曜日午後11時15分から翌土曜日午前0時15分までの1時間、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」で放送(一部地域を除く)されます。週末の楽しみが、また一つ増えそうです!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

セミオトコとは

一般にセミは短命で、はかないものの例えにされます。幼虫期を長い間土の中で過ごすにもかかわらず、地上に出て成虫となってからは1週間程度しか生きられないとされているからです。

その、はかない1週間というのが今回のドラマのキーポイントです。だから、物語の主人公は紛れもなくセミせみです。

セミは都心郊外にある「うつせみ荘」という名の古いアパートに面する庭の地中で誕生しました。そこで長い長い地中生活を送った末に、この夏とうとう地上に出て羽化する時がやって来ました。

セミはついに憧れていた地上に出ることに感無量でしたが、地上に上がった途端、なぜか大川由香おおかわゆかという一人の女性が頭上から落ちてきます。

ようやく地上に上がったものの、このまま一度も飛ぶことなく終わってしまうのかと、死をも覚悟したその瞬間、大川由香は僅かにセミを避けて、ちょっと離れた地面に落下したのです。

おかげてセミは九死に一生を得ることができました。セミは大川由香にお礼をしようと考えます。

大川由香は、このアパートの住民で、食品会社に勤めるアラサー女性です。これまでの人生にはことごとくつきがなく、いつも寂しそうな顔をしています。

そんな表情が気になったセミは、何とか命の恩人を笑顔にしてあげたいと強く願ううちに、何と人間の姿になってしまうのです。そして残りの人生7日間を、大川由香への恩返しのため、一緒に過ごすことを提案します。

セミは長年地中に居たせいで浮世離れしたところがあり、大川由香はその言動に驚かされたり、振り回されたりします。しかし、なにせ顔がいいということで、その振りまく笑顔でほとんどのことを解決していくのです。

そしてセミの口癖になっているのが、「何て素晴らしい世界」。この肯定的な一言が、この地上の良いことも悪いことも寛容に受け入れてくれるのです。

セミオトコの脚本



セミオトコは、原作のないオリジナルドラマです。と言いますか、この作品自体がオリジナルです。

脚本は、今を時めく話題の脚本家である岡田惠和が手掛けています。岡田惠和の作品には独特の世界観があり、その軽快で気の利いた会話の応酬には定評があります。

近年では平成29(2017)年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」が有名で、この作品で橋田賞を受賞しています。

今回テレビ朝日では、平成11(1999)年の「可愛いだけじゃダメかしら?」以来20年ぶりの連続ドラマの脚本となります。

セミオトコの主演

スポンサーリンク

Hey! Say! JUMP 公式生写真(山田涼介)HY00172
価格:980円(税込、送料無料)

今回主演のセミという難しい役どころを担うのは、大人気アイドルグループであるHey!Say!JUMPのメンバー山田涼介です。

歌だけでなく、バラエティーやドラマ、そして映画でも活躍してきた山田涼介ですが、近年では数々の主役を演じ、役者としての演技力にも注目されています。

そんな山田涼介が、この度脚本家の岡田惠和と強力なペアを組んで、テレビ朝日のドラマにいきなり主役として初出場します。

出演者は他に、大川由香役として木南晴夏、その兄の大川健太おおかわけんた役としてV6三宅健が登場、特に伝説のヤンキーという設定の三宅健の演技も、山田涼介同様注目です。

セミオトコの主題歌



セミオトコのドラマの主題歌は、主役のセミである山田涼介の所属するアイドルグループ、Hey!Say!JUMPの歌う「ファンファーレ!に決定です。

「ファンファーレ!」はHey!Say!JUMPの通算25枚目のニュー・シングルです。令和元(2019)年8月21日水曜日発売ですが、通常盤を先行予約すると、セミオトコにちなんだ特典ステッカーが付いてくるそうですので、ファンの方はもちろん、そうでない人もお見逃しなく!

おわりに

動画配信のお試しキャンペーン!


岡田惠和は今回と同じテレビ朝日で平成8(1996)年に放送された「イグアナの娘」でも、自分の姿がイグアナに見えてしまうという女の子という、同じく人間以外のモチーフを描いた脚本を手掛けています。

今回はセミという昆虫ですが、爬虫類のイグアナの時と同様、どんなファンタジーの世界を描いて話題を呼んでくれるのでしょうか。今からとても楽しみです。

スポンサーリンク